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紹介(その5)

蛆箱の底の補強
 


木箱の性質上、板の張り合わせ部分に隙間がある。
隙間は、底、壁、蓋など全面にあるが、このうち底の隙間を埋める。

蛆虫どもは、発酵熱で箱内が熱くなったり、人間に攪拌されたり、
さらには、十分成長して成虫になろうとする時、箱の底へ角へと向かう。
そして、わずかな隙間に、平らな体をぐいぐい潜り込ませて、脱出してしまう。
一旦、箱から脱出した蛆虫は、1分で1m近く移動し、物陰に隠れる。
そして、成虫になる機会を窺うのだ。

最初、この習性に気づかなかった私は、たまに玄関先で成虫を見かけたり、
傘立ての後ろで蛆の抜け殻を見つけた時、どこか遠くから来たと思っていた。

隙間を埋める前、ある日、少ししつこく箱内を攪拌した。
すると、箱の底の方から、ミシミシという音が聞こえた。
気にせず、その場を立ち去り、1時間後に戻ってみると、玄関の周辺に
蛆虫が遁走している。数えてみたら百匹近い蛆虫が大脱走ししていた。
基材も散らかり、掃除が手間であった。

という訳で、底の隙間を埋めるのは、重要である。

内側の角。

このようにシリコンパテで隙間をふさいでいる。

外側の角。

同様に隙間をふさいでいる。

攪拌は、ほどほどが良いのかもしれない。
蛆虫どもにとって、相当の負荷となり、大脱走を引き起こすからだ。

通気の都合上、木製箱を使わざるを得ない。
しかし、隙間を埋めるのは、ちょっと手間だなーとも思う。
何か、通気性を確保しつつ、底面だけでも密閉できる方法を検討したら
いいかもしれない。

 

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